コウモリの生態や食べ物は?コロナウイルスの原因?世界最大のコウモリの動画

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闇夜に空を飛び回り、音を立てず静かに獲物に忍び寄り血を貪る姿から、コウモリといえば吸血鬼ドラキュラを連想される人も多いかと思います。

また最近では、2020年1月に中国の武漢で発生し、その後世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス(COVID19)の感染源とも言われているコウモリ。

新型コロナウイルス以外にも、過去にアフリカのエボラ出血熱、中国で発生したSARS、中東のMARSなどについてもコウモリは宿主ではないかと言われ、感染症を媒介するやっかいな動物だと思われるコウモリ。

ドラキュラの他、アメコミ「バットマン(batman)」のモデルになるなどコウモリをオマージュした人気作品はありますが、まだまだ謎も多いコウモリ。

本日はそんなコウモリの生態や特徴、世界最大のコウモリの動画などをご紹介したいと思います。

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コウモリの生息地は、南極大陸を除く世界中の全て大陸に生息し、最も広い生息地を持つ哺乳類です。

山間部、平野部の他、また市街地では家の軒下に巣を構えるなど、環境変化への適応力が強いことでこれだけ生息地を広げていけたのかもしれません。

日本に生息するコウモリは主にアブラコウモリ(イエコウモリとも)で、北海道を除く日本全土に分布しています。

夜行性なので夕方から活動を始め、餌となる虫を捕まえに空に飛び立ちます。

また11月上旬~翌春までは冬眠期で、7月頃に繁殖期を迎えます。

アブラコウモリの体長は、約4~6cm、体重は5~10gとかなり小型の哺乳類です。

背はグレーがかった黒褐色の体毛で覆われ、腹部は灰褐色をしています。

雨風をしのげる人家の天井裏などに巣を作り、冬眠から明ける3月ころから活発に活動を始めます。

また寿命は、オスで3年ほど、メスで5年ほどになります。

コウモリは大きく、昆虫を食べるもの、フルーツを食べるもの、動物の血を吸うもの、魚を食べるものに分けられます。

ガ、蚊、ハエなどの害虫を食べてくれたり、果物を食べる際に植物の受粉を促進するなど益獣としての側面と、感染症の感染源と疑われるなど害獣としての側面も持つ、2面性を備える哺乳類と言われています。

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コウモリは世界中で1000種類近く存在していますが、実際に血を吸って生きているコウモリはたったの3種類だけです。

ほとんどのコウモリは昆虫や果実をエサとしています。

その3種類のチスイコウモリは中南米に生息し、ナミチスイコウモリだけがブタや牛など哺乳類の血を吸い、残り2種類は鳥類の血を吸います。

多くのコウモリは、視覚でなく聴覚を頼りにします。

エコーロケーションという超音波を使用し、暗闇の中でも自由に飛び回り、餌の場所を正確に特定します。

主に群れになって生活するコウモリは非常に社会性が高く動物です。

餌をとれなかった仲間に自分のエサを分け与える、よその子供に乳を分け与えるなど、仲間と友情をはぐくむような利他的な行為があります。

世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスはコウモリに由来すると言われていますが、コウモリから人間に直接ウイルスが感染したのではなく、中間宿主としてセンザンコウを介しているとも言われていますが、まだ明確な結論は出ていないようです。

人間が野生動物の生息地を破壊し彼らの生活圏に侵入していけば、未知なる感染症となるウイルスを被る可能性はまだあるのでしょう。

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