海のギャングと言われ海洋生物の食物連鎖の頂点に君臨するシャチ。
両目の上にアイパッチと呼ばれる白い模様があるのが特徴の海洋哺乳類です。
その頭の良さと人懐っこい性格で、水族館のショーなどにも登場するおなじみの動物です。
今回はアメリカのサンディエゴ水族館で撮影された、その知能の高いシャチが鳥を襲うユニークな狩りの動画です。
シャチは世界中に生息する、体長8~10mにもなる大きな海洋哺乳類で、分類されるイルカの仲間では最大の大きさです。
体重は6t以上にもなり、これはあのアフリカゾウよりも大きいサイズとなります。
また泳ぎの能力も優れており、その最高速度は時速65kmにも達し遊泳速度は世界最速級です。
さらにシャチは非常に社会性が高い群れを作り、言語を使ってお互いにコミュニケーションを取ってチームワーク良く連携して狩りを行いますので、シャチに狙われたらもはや逃げる術はないでしょう。
それくらいシャチは海では敵なしの生態系の頂点に位置しています。
実際、シャチの英語名は「Killer whale(殺し屋クジラ)」や「orca(冥界からの魔物)」と呼ばれ、
名前の通りクジラさえも捕食するほか、アザラシやホッキョクグマ、さらには凶暴なホオジロザメでさえ狩っちゃいます。
そんな硬骨なハンターであるシャチが、食べた魚をわざと吐き出し鳥をおびき寄せ、その鳥を捕食するYoutube動画です。もはや釣りゲームみたいです(笑)。シャチの頭の良さをどうぞご覧ください。