地球で最後の1頭となったオスのキタシロサイ!24時間体制で厳重警戒中

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キタシロサイ

鎧をまとったような分厚い皮膚、強力な武器となる角、いかにも好戦的なボディで動物園でもおなじみの野生動物です。陸上の哺乳類ではゾウに次ぐ巨体を持つ超大型生物です。

そんなサイが実はもう絶滅寸前の危機に瀕しているという大変ショッキングな内容の動画です。

サイはアフリカ大陸の東部と南部、インド北部からネパール南部、東南アジアの草原や低木地、森林や湿地帯に生息しています。

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サイの種類は

・アフリカ大陸に生息するシロサイ、クロサイ

・インドやミャンマーなどに生息するインドサイ

・マレーシアとインドネシアに生息するジャワサイ、スマトラサイ

と、現存するサイはこの5種のみとなっています。

この中で最大の種であるシロサイ(ミナミシロサイとキタシロサイの2亜種)は、南アフリカ共和国やナミビア、ジンバブエなどの南アフリカの他、ケニアなどに生息しています。

食性は草食で、おもに地面に生えている低い草を食べますが、木の葉を食べることもあります。

シロサイは体長4m、体重3トンを超える超重量級ながら時速50kmで走ります。

シロサイはその巨体ゆえ温厚そうに見えますが、性格は荒く一度興奮すると相手に向かって突進します。

この巨体で突進されたらトラックに突っ込まれたぐらいの衝撃はあるでしょう。

また40-60cmの硬い頑丈なツノ、これは骨のように見えますが骨ではなく角質でできています。なので折れてもまた再生します。

シロサイのツノは2本あり、1.5mもの大きさになるものもあります。

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サイの視力はとても弱く30m先の物は視覚では識別できないようなので動くものにはとりあえず攻撃しておけというのがあるみたいです。

代わりに嗅覚、聴覚が優れており仲間かどうかを認識するのに役立てています。

超重量級のシロサイの巨体、走る速さ、動くものにはとりあえず突進するという事を考えると、草食動物でありながらその強さはサバンナの中でも最高クラスと言えるでしょう。

大型哺乳類であるシロサイはゾウに次ぐ巨体で、かつ鎧のような分厚い皮膚を身にまとっています。

したがって自然界に天敵はほぼいなく、5,6頭のライオンに囲まれても追い払ってしまいます。1.5~5cmもある分厚い皮膚は、肉食獣の爪や牙でも一切通さず全く歯が立たないのです。

シロサイのオスは単独で行動し、メスは子どもたちと少数で生活します。

子サイが肉食動物に襲われた時などは、母親がボディガードとして子どものサイを守ります。

またシロサイはマーキングして自分の縄張りを作り、ほとんど一生同じ場所で生活します。

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かつては陸上哺乳類史上最大の種(パラケラテリウム)が現れるなど、祖先は世界中で繁栄を極めたサイの仲間ですが、角を目当てにした人間による乱獲、密猟が蔓延していて、サイの個体数は激減して今では絶滅危惧種となっています。

このサイの角は工芸品や漢方薬として高い値段で闇取引されているのです。

サイを絶滅から救おうと各国必死になって保護していますが、残念ながら密猟は今でも行われているのです。

地球上で最後の1頭になったスーダンで暮らすオスのキタシロサイを、銃装備したレンジャーたちが24時間体制で監視、保護しているYoutube動画です。
残された2頭のメスたちとなんとか交尾して、種を存続させてもらいたいものです。

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