川で水を飲んでいるアフリカバッファローの親子に忍び寄るオスライオン。
ライオンの接近に気づき急いで逃げるもまずは母親バッファローが盾となりライオンに応戦。
アフリカバッファロー(アフリカスイギュウとも)は、メスでも体重が400~600kgとかなりの巨体となり、大人のバッファローにとって自然界に天敵といえるのはライオンくらいしかいません。
しかも群れの結束は強く、群れで協力して襲ってきたライオンを返り討ちにすることもあり、大人のバッファローがライオンに倒されることは少ないです。
一方、百獣の王ライオンは、ネコ科動物の中ではトラと並ぶ大きさの肉食動物です。
体長はオスで170~250cm、メスで140~170cm、体重はオスで150~240kg、メスで120-180kgほどとなります。
野性ライオンの寿命は平均すると10~15年程度と言われます。
他のネコ科動物は基本的に単独行動をし狩りも単独で行いますが、ライオンは群れで狩りをします。
ライオンの群れは「プライド」と言われ、プライドはリーダーを含む1,2頭のオスと数頭のメスたち、その子供たちからなる10~15頭の群れを作って生活します。
通常、狩りはメスラインたちの仕事ですが、今回はその立派なたてがみが特徴的なオスライオンも全面的に狩りに参加しています。
今回、母親バッファローの勇敢な突進でオスライオンをタジタジにし、ライオンを追っ払いうまく赤ちゃんバッファローを守れたかと思った矢先。
これもライオンたちの頭脳プレイでしょうか!?他のライオンたちがきっちりと子どもバッファローを仕留めます。
母親バッファローは我が子に貪りついているライオンたちを蹴散らしますが、もう自分の子供は助からないと悟ったのでしょう、静かにその場を立ち去りました。
野生では日々繰り広げられているアフリカのサバンナの、ライオンの群れ対バッファロー親子の生死をかけた壮絶な戦いのYoutube動画です。