【捕食】ヒョウアザラシがペンギンを無残に引きちぎる狩り動画!大きさや生態は?

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ヒョウアザラシアザラシというとゴマフアザラシの赤ちゃんのゴマちゃんに代表されるように「かわいい」というイメージが強いかと思いますが、そんなかわいいアザラシのイメージを覆すのがシャチと並び海のギャングとも言われるヒョウアザラシです。

ヒョウアザラシは食肉目アザラシ科ヒョウアザラシ属に分類される哺乳類で、南極大陸周辺の海域において、シャチと並んで生態ピラミッドの頂点捕食者です。

北極の王者がホッキョクグマなら南極の王者はヒョウアザラシだと言っても過言ではありません。

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ヒョウアザラシの生息地は、南極大陸周辺の海に生息している大きなアザラシで、その大きさは体長3m、体重は300kg~500kgもの大きさで、南極に生息するアザラシの中で最大の種類となります。

オスの体重が300kgなのに対し、メスの体重は500kgにもなり、オスよりもメスの方が体が大きいのもヒョウアザラシの特徴です。

またヒョウアザラシの寿命は12~15年ほどと言われています。

灰色の体に黒と白の斑点があり豹柄模様になっていることからヒョウアザラシと呼ばれており、英語でも「Leopard Seal」と陸上動物の豹が名前の由来となっています。

体の大きなヒョウアザラシは遊泳能力も高く、時速40キロもの速度で泳ぐことができます。

気性が荒く獰猛な性格をしているヒョウアザラシは、その性格に違わず強靭な顎と鋭い歯も生態の特徴となっています。

肉食動物であるヒョウアザラシの主な食べ物はナンキョクオキアミでが、ほかにもイカや魚、ペンギンなどの鳥類や、他の種類のアザラシやオットセイでさえも捕食してしまいます。

シャチと同様に食物連鎖の頂点に君臨するヒョウアザラシですが、シャチのように仲間で連携して狩りを行わず単独で狩りをするのもヒョウアザラシの生態の特徴で、ヒョウアザラシ同士で獲物を奪い合うことさえもあります。

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ヒョウアザラシの狩りの方法は待ち伏せスタイルで、岩陰に隠れたり岩そのものに擬態して海中で待ち伏せし、餌を取りに海に飛び込むペンギンや海から陸に帰ってくるペンギンを襲ってとらえます。

多い時には1日に15羽ものペンギンを捕食してしまいます。

凶暴な性格のヒョウアザラシですが、そのペンギンの食べ方も非常に残酷極まりなく、シャチのように獲物を丸飲みできないヒョウアザラシはその鋭い歯でペンギンを振り回し体を引きちぎって食べるのです。

ライオン、ワニ、ホッキョクグマなど巨大な肉食動物に人間が襲われたという事件はつきものですが、このヒョウアザラシに人間が襲われたという事件も数は少ないですが報告されています。

人間がヒョウアザラシに海中に引きずり込まれ殺害されてしまったという事件も起こっています。

南極の食物連鎖の頂点に立つヒョウアザラシに天敵となる動物はほとんどいませんが、シャチや大型のサメに襲われる事は稀にあるようです。

とはいっても頭のいいシャチは、強敵であるヒョウアザラシを襲った際に反撃されケガを負うリスクも想定しているので、シャチがヒョウアザラシを襲うケースはわずかしかないようです。

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そんなヒョウアザラシですが、日本の水族館では見れるところはないようです。

アザラシやアシカ、イルカのショーなどで人気のたくさんの種類の海洋動物が日本の水族館で飼育されていますが、獰猛な性格のヒョウアザラシは日本の水族館で飼育することはできていないようです。

今回の動画はヒョウアザラシがコウテイペンギンを無残に引きちぎって捕食する残虐なグロい動画です。

海中での狩りから氷上に戻ってくるコウテイペンギンを沿岸で待ち伏せして攻撃。

ペンギンを噛みついて乱暴に振り回して体を引きちぎって食べる姿は海のギャングの名にふさわしい荒々しい捕食の様子ですが、これもヒョウアザラシの狩りのやり方ですし生態なのです。

自然界の摂理を撮影したナショナルジオグラフィックの動画ですが、ペンギン好きの方にはショッキングな内容ですので閲覧にご注意ください。