【捕食】ヒョウが牙で応戦するイボイノシシを巣穴から引きずり出す狩り動画!

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イボイノシシ

アフリカ大陸でサハラ砂漠より南のサバンナに広く生息するイボイノシシは、ヌーやガゼルなどと並びアフリカに生息する肉食動物にとってメインとなる食べ物です。

映画「ライオンキング」では主人公のシンバの友達としてプンバァというイボイノシシが登場しますが、実際は、ライオン、チーター、ヒョウ、ハイエナなどの肉食哺乳類の他にも、

ナイルワニやアフリカニシキヘビなど爬虫類やゴマバラワシなど猛禽類にとってもイボイノシシは獲物になってしまいます。

今回は、イボイノシシの生態や特徴、巣穴をヒョウに急襲される捕食の動画などをご紹介したいと思います。

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今回登場する肉食動物のヒョウの体の大きさは、体長100~150cm、体重は30~90kgとなり、ネコ科の肉食動物の中ではトラ、ライオンに次ぐ大きさになります。

対して、イノシシ科イボイノシシ属に分類されるイボイノシシの体の大きさは、体長90~150cm、体重は50~120kg程度で、体格的にはヒョウと同じくらいです。

日本にいるイノシシよりも体つきは小さい感じです。

名前の由来にもなっている顔にあるイボと、大きく湾曲して突き出た牙がイボイノシシの特徴となっています。

野生のイボイノシシの寿命は15年程度と言われています。

脂肪が少なく筋肉質な体をしているので、肉食動物に襲われた時など本気走れば時速50kmものスピードで走ることができるようです。

イボイノシシは草食動物なので、食べ物は地面に生えている草や、植物の根や球根を牙などを使って掘り起こして食べたりしていますが、時に昆虫や小動物などを食べる事もあります。

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草食のイボイノシシの性格は基本的に警戒心が強くおとなしいですが、肉食動物に襲撃された時などには時に大きな牙を突き出して敵に突進する非常に気性の荒い性格です。

イボイノシシの生態としては、昼間に食べ物を探して回り夜になると巣穴に帰って休息します。

岩陰やツチブタなど他の動物が使っていた土の中の巣穴を自分たちの巣に再利用して使います。

成熟したオスは繁殖期のみメスと行動を共にしますが、それ以外は単独行動です。

ですから子供を持ったメスは、母親と子供たちだけで生活しなければなりません。

妊娠したメスは約5,6か月間程度の妊娠期間を経て、1回の出産で2~4頭の子供を出産し、4カ月程度は授乳し、その後生後1年程度で子供は独立していきます。

今回は、ヒョウがイボイノシシの巣穴を掘り起こし、イボイノシシを巣から引きずり出して捕食してしまう動画です。

大自然の食物連鎖の摂理なんでしょうが、ゆっくり落ち着けるはずの家までにも押しかけてきて捕食されてしまうのは、かわいそうな感じです。