2本足でぴょんぴょんジャンプしてる動物というイメージのカンガルー (kangaroo)。
動物園で見ても地面に寝そべってだらけきっていて、疲れたおっさんみたいって感じですよね。
カンガルーは哺乳類の中でも有袋類といってメスのお腹に袋のポケットがあり、このポケットの中で赤ちゃんを育てます。
生まれたばかりの赤ちゃんは2cmほどで、8ヶ月くらいはお母さんのポケットの中で暮らしますが、お腹の袋からぴょこっと顔を出すカンガルーの赤ちゃんはかわいいですよね。
カンガルーはオーストラリア大陸やタスマニア島の草原や砂漠地帯に生息する草食動物で、リーダーのオス一匹と複数のメスたちとその子供たちの群れで生活しています。
夜行性なので昼間はのんびりと眠っている事が多いので、動物園でやる気のないカンガルーはある意味野生の姿なんでしょうね。
オスのカンガルーは体長160cmほどになる種類もいて、腕や足が力強く発達し大胸筋もムキムキな超筋肉質です。
カンガルーは喧嘩の時はボクシングスタイルで立ったまま戦いますが、実はパンチよりも強烈なキックが恐ろしく、人間が食らったら骨が折れたり内蔵が破裂するほどの威力なんです。
ディンゴというカンガルーの天敵である野生の犬に襲われた時や、発情期になった時などはオス同士の優劣を決めるために、カンガルー同士のガチバトルが始まります。
まずはお互いに体を大きく見せる威嚇からスタートし、ボクシングのようなパンチの応酬、そして尻尾でバランスを取りながら両足での強烈なジャンピングキックの打ち合いなどもはやなんでもありの総合格闘技となります。
Youtubeで1,000万回以上再生された大反響のBBC EARTHのカンガルー動画をご覧ください。