鎧のような皮膚を持つインドサイと逃げまどう車のカーチェイス動画!インドサイの生態や大きさ、生息地は?

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インドサイ

アフリカのシロサイやクロサイと違って、一本の角と鎧のような皮膚が特徴のインドサイ。

インドサイは奇蹄目サイ科インドサイ属に分類される哺乳動物で、英語では「Indian rhinoceros」と呼ばれています。

また鎧のような皮膚を持つことから別名ヨロイサイ、一本の角を持つことからイッカクサイとも呼ばれています。

今回は、絶滅危惧種にもなっているインドサイの生態や特徴、インドの道路を疾走し走っている自動車を追いかけているカーチェイス動画などをご紹介したいと思います。

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インドサイの生息地は、ヒマラヤ山脈のふもとに広がるインド北部からネパールの水辺のある草原や湿地帯、さらに森林地帯となります。

サイの中ではシロサイが最大であると言われていますが、インドサイも負けず劣らず大きな体格をしており、
インドサイの身体の大きさは、オスが3.5~4.2mほど、メスが2~3.4mほどで、体重はオスが2,000~3,500kg程度、メスが1,500~2,000kg程度となり、オスのほうがメスよりも大きな身体をしています。

またインドサイの寿命は40~45年程度となります。

インドサイの身体的な特徴として、ひだのように見える皮膚は鎧のようで、その皮膚は哺乳類の中でもっとも硬いと言われています。

またアフリカに生息するクロサイやシロサイの角は2本ですが、インドサイの角は1本のみ生えています。

このインドサイの角はふつう25cm程度ですが、中には60cmもの長さの角を持つインドサイもいます。

インドサイは大きな体にかかわらず走るスピードも速く、短い時間なら時速55kmもの速さで走ることができます。

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草食動物のインドサイは、草や木の葉、木の枝、水草や果実などを食べています。

インドサイの生態としては、基本的に単独行動で朝、夕の涼しい時間帯に積極的に活動し食事をし、日中は木陰や水中で泥浴びや水浴びを好みます。

おとなしい性格をしているので基本的にあまり争うことはありませんが、繁殖時にメスを巡る争いや天敵と戦う際などは非常に激しい戦いとなります。

妊娠したインドサイのメスは、480日間程度の妊娠期間を経て1回の出産で1頭の赤ちゃんを出産します。

1年半ほどは授乳で子育てし、子供が独立するまで母子は一緒に行動します。

陸上の草食動物でゾウに次ぐ大きさの大人のインドサイにとって、野生で天敵と呼べる存在はいませんが、子どもや年老いて弱った個体はトラに襲われることがあります。

最強クラスの動物であるインドサイにとっても一番の天敵は人間のようです。

かつてインドサイは、インド、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータンと広く生息していましたが、農地開発などで自然破壊が進んだことやスポーツハンティング、漢方薬の原料として角目当ての密漁が横行していたことなどにより生息数がわずか世界で数千頭まで激減し、現在はレッドリストに絶滅危惧種として指定されています。

絶滅危惧種となってしまったインドサイですが、日本の動物園でも飼育、展示しているところがあるようで、東京の多摩動物公園、横浜市の金沢動物園、名古屋市の東山動物園などで見ることができるようです。

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今回は、インドのハイウェイを疾走するインドサイと、運悪く偶然サイに出くわしてしまった自動車が突進してくるサイから逃げるカーチェイス動画をご紹介したいと思います。

体重2t以上もの巨体のインドサイが時速50kmものスピードでぶつかってきたら、車はもちろんグチャグチャになってしまうことをドライバーたちもわかっているのでしょう。

進行方向正面からサイが向かってくると、ドライバーはそのままバックしたり反転して急いでサイから逃げていく様子は映画でよく見るアクションさながらです。

見ている分には面白いですが、絶対に経験したくはないと思う動画です。