フワフワ、コロコロしていて大人から子供まで動物園で大人気のパンダ。
さらによちよち歩く赤ちゃんパンダのかわいさは別格です。
今回は、四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で飼育されている赤ちゃんパンダの食事の様子の動画をご紹介したいと思います。
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、中国の四川州の州都である成都に設立されたパンダの保護、繁殖施設です。
成都は古くから商業、貿易の中心地であり現在、人口1400万人以上もの大都市で、古くは三国時代に蜀の都にもなっていた歴史のある町でもあります。
日本から飛行機で5~6時間程度で訪れる事ができる、世界でパンダの生息地に一番近くに設立された人工飼育とパンダの研究や保護を行っているパンダ保護の最前線基地です。
ジャイアントパンダのメスは、3ヵ月~5カ月程度の妊娠期間を経て、1回の出産で通常1匹の赤ちゃんを産みます。
稀に双子を産む場合もあるようですが、野生の場合だと子育て環境の厳しさから1匹のみ子育てするようです。
生まれたばかりの赤ちゃんパンダの体はピンク色をしており、体重はわずか100g程度です。
赤ちゃんパンダの目は閉じたままで、生後40~60日後に目が開きます。
その後、8~10ヵ月程度は母親の母乳で育てられるようです。
オカピ、コビトカバと並び世界三大珍獣と呼ばれるジャイアントパンダの生息数は、人間の森林開発による生息域の破壊や乱獲などにより大きく生息数を減らしてしまい、絶滅危惧種に指定されてしまっています。
この絶滅危惧種のパンダを保護するために、中国政府はパンダの保護施設や自然保護区を設置し徐々にパンダの生息数も増加していきました。
中国政府が設立したこのジャイアントパンダ繁殖研究基地は、パンダ好きな人々が毎日たくさん訪れておりいまや人気の観光地にもなっているようです。
入場料金も58元(990円くらい)とお手軽です。
ジャイアントパンダだけでなく、レッサーパンダも飼育しているようなので、パンダ好きな人はこの繁殖研究基地に行けば1日中たくさんのパンダで癒されますね。
今回は、この成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で人工飼育されている赤ちゃんパンダたちの食事の様子の動画をご紹介します。
仰向けになって黙々とミルクを飲んでいる赤ちゃんパンダたち、自分の哺乳瓶を落としてしまって他の赤ちゃんのミルクを奪う赤ちゃんパンダなど、食欲旺盛な赤ちゃんパンダたちの様子は見ていて飽きないです。