大きな耳と長いお鼻が特徴的なゾウ。日本の動物園でもおなじみの野生動物です。
陸上の哺乳類最大のゾウは自然界に天敵はおらず、ライオンたちでさえも攻撃することはありません。
現在、ゾウは3種類に分かれており、アフリカに生息するアフリカゾウ、マルミミゾウとアジアに生息するアジアゾウがいます。
マルミミゾウはアフリカゾウより小さく以前はアフリカゾウの亜種と考えられていましたが、遺伝子の研究により現在は別種とする説が有力になっています。
アフリカのサバンナで暮らす野生のアフリカゾウの群れ、その群れの中の生後5日の赤ちゃんゾウが水たまりにはまって抜け出せないとの連絡がケニアのアンボセリ国立公園のゾウ保護センターに入り、レスキュー隊(パークレンジャー)が出動します。
レスキュー隊が到着すると、母親や群れのゾウが周りから心配そうに赤ちゃんゾウを見ている中、いざ救助活動開始。
どうやら赤ちゃんゾウは沼の縁の段差を登れないようで、ロープを使って数人がかりでなんとか救出。
アフリカゾウはアジアゾウに比べて比較的性格が荒いのですが、子を心配する母親の気持ちはゾウも人間も同じですね。
大人になると体重6~7.5トンの巨体にもなるアフリカゾウでも、赤ちゃんの時はこんな段差も登れないほどちっちゃくてかわいいです。
救出された赤ちゃんゾウはかなり疲れているようでしっかり歩けず、泥だらけでヨタヨタと群れの方へ。
そこへ心配した母親ゾウが近寄り、疲労と空腹で疲れ切った赤ちゃんゾウにおっぱいを与えて元気にしてます。
ゾウでも赤ちゃんの時は鼻も短くちっちゃくてめちゃカワイイですね!
おとなのゾウを襲う天敵はいませんが、子どもの時はライオンやハイエナに襲われることもあるアフリカゾウですが、群れの大人たちに守られながらすくすくと成長していってもらいたいものです。
泥だらけになりながら小象を救出する素晴らしいレスキュー隊とゾウの親子の心温まるYoutube動画です。