超絶かわいいオオカミの赤ちゃん動画!生態、種類、遠吠えの意味も

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オオカミ

「三匹の子豚」、「羊飼いと狼」、「赤ずきん」などの童話にも悪者として頻繁に登場するオオカミ。

日本でも漫画やアニメ、絵本などにもしばしば悪役として登場する野生動物ですので、日本人にとってもなじみの深い動物ではないでしょうか。

本日はそんなオオカミの種類や生態、赤ちゃんの動画などをご案内したいと思います。

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オオカミはネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に分類される哺乳動物で、多くの亜種が存在しています。

一般にオオカミといえばハイイロオオカミを指しますが、このハイイロオオカミはイヌ科の中で最大、最強の肉食動物で頂点捕食者のひとつです。

ハイイロオオカミ(タイリクオオカミとも)の生息地は、北アメリカ大陸、ユーラシア大陸などの森林地帯や山岳地帯、半砂漠地帯など、広く生息しています。

北極圏に生息するホッキョクオオカミの毛色が真っ白なように、多くの亜種は生息地域によって毛色が異なります。

かつて日本にも本州、四国、九州にニホンオオカミという日本固有の亜種が存在していましたが、最後に目撃されてから100年以上ニホンオオカミの目撃例もないため、ニホンオオカミは既に絶滅してしまったと考えられています。

狼の大きさは種類や生息地域によっても変わってきますが、体長90~160cm程度、体重20~80kgほどとなり、一般的にメスはオスの体重より10%~20%程小さいのが特徴です。

狼の寿命は、飼育環境では15年前後ですが、野生のオオカミは 5~10年程度となります。

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肉食の頂点捕食者のひとつであるオオカミは、ヘラジカ、カリブー、ミュールジカ、ジャコウウシ、バイソン、ワピチ、オオツノヒツジなどの大型哺乳類を主に捕食しますが、ウサギやイノシシ、ネズミ、マーモセットなどの中~小型哺乳類も捕食します。

人間社会と近接している地域では、馬や羊などの家畜を襲うこともあります。

また、社会性の高い性格を持つオオカミは家族で連携して狩りを行うことも生態の特徴です。

オオカミの生態の特徴として、リーダーとなるオスとメスのカップルを中心として、5~13頭ほどのパックと呼ばれる群れを形成して暮らします。

アルファオスと呼ばれる最も強いオスと、アルファメスと呼ばれる最も強いメスの一夫一妻型の夫婦が狩りや行動の判断をし仲間に指示します。

群れは100~1000平方㎞もの縄張りを持ち、この群れの中でオス、メス別の順位が決められ狩りの際の役割分担なども変わってくる序列社会がオオカミの生態の特徴です。

また社会性の高いオオカミは、ボディランゲージや遠吠えを使って仲間とコミュニケーションを取ります。

この遠吠えは、群れの仲間との連絡、別のオオカミのパックに自分たちのテリトリーを知らしめる縄張りの主張や威嚇行動として使われており、目的によって遠吠えの吠え方も異なってきます。

かつて家畜を襲う害獣として駆除された結果オオカミが絶滅してしまった地域もあり、そのような地域は天敵がいなくなり増殖した草食動物が草を食べつくしてしまい、結果として生態系のバランスが大きく崩れてしまった事がありました。

そのひとつであるアメリカのイエローストーン国立公園では、絶滅してしまったオオカミを再導入することによって崩れていた自然界のバランスが取り戻されて、正常な生態系が取り戻されました。

このイエローストーンで行われたオオカミの再導入の例は、今後も壊された生態系バランスを回復させるものとして調査、研究が進められています。

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オオカミは、近縁種であるジャッカルやコヨーテとの交配が可能なため、オオカミの亜種と考えられており、野生でも雑種の個体が存在しています。

またオオカミとそっくりの姿の犬については、従来は近縁種と考えられてきましたが、オオカミと犬には遺伝子的な違いは少なく、大昔に人間に飼われていたハイイロオオカミが家畜化して犬になったと考えられています。

したがって現在では、犬はオオカミの亜種であるという考え方が一般的となっています。

本日はアメリカ、フロリダ州のオオカミ保護施設で生まれたばかりの赤ちゃんたちの動画です。

全く威圧感のないかわいい遠吠えや、兄弟たちと仲良く遊びまわる姿に癒されます。

オオカミのイメージが変わってしまうかもしれない赤ちゃんオオカミたちのYoutube動画です。