かっこいいハクトウワシの狩りやスペック動画!生息地や視力は?

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ハクトウワシ

茶褐色な体に真っ白な頭部の模様が特徴的なかっこいいハクトウワシ。

ハクトウワシ(白頭鷲)は、タカ目タカ科ウミワシワシ属に分類される猛禽の鳥類です。

英語では「Bald eagle」と呼ばれ、アメリカ合衆国のシンボルともなっているアメリカを代表する鳥です。

今回はアメリカ合衆国の国鳥にもなっているかっこいい外見のイケメンなハクトウワシの狩りや生息地、スペック情報などの動画をご紹介したいと思います。

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ハクトウワシの生息地は、北アメリカ大陸のアラスカ州やカナダの沿岸部などを中心に、湖や河川、またダムの周辺など北アメリカに広く分布しています。

水辺の高い木の上や岩場の頂上から鋭い眼光で獲物を探しています。

ハクトウワシは猛禽類の中でも最強クラスのスペックを持っており、体の大きさは全長86~110cm、体重は3~7kg、翼を広げると2m以上にもなる大型の猛禽類です。

黄色く曲がった鋭いクチバシに全身は茶褐色をしていますが、肩から頭部にかけて白くなっていて、体色のコントラストな模様がハクトウワシの外見の大きな特徴です。

またハクトウワシの視力は非常に優れていて、人間の8倍(双眼鏡並み)ものすぐれた視力で1000m上空から水面や地表の獲物を探します。

野生のハクトウワシの寿命は、25~30年程度と言われており、生涯同じ夫婦で過ごします。

肉食の猛禽類であるハクトウワシは、主に魚類を捕食しますが、そのほかにも水鳥や小型哺乳類、爬虫類、動物の死骸なども食べ物とします。

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生涯を同じペアで過ごすハクトウワシは高い木の上などに巣を作り、メスは1年に1度、2個の卵を産みます。

主にメスが卵を温め、オスが餌を取ってきます。

生まれた雛は全身褐色模様をしていますが、成長とともにハクトウワシのシンボルとなる頭部の白色模様が出てきます。

ちなみにハクトウワシは毎年同じ巣を使用するので、巣の大きさは毎年どんどん大きくなるようです。

ハクトウワシはかつて乱獲や、森林伐採による営巣地の減少、スポーツとしての狩猟、食べ物としている魚の農薬汚染によるハクトウワシへの感染などにより個体数も激減しました。

特に汚染された魚を食べたハクトウワシの体内に高濃度のDDTが蓄積され、繁殖異常が起こり生殖能力が深刻に低下する事態となりました。

その後ハクトウワシは絶滅危惧種に指定され、アメリカ合衆国でも厳しい法律と手厚い保護活動でハクトウワシの生息数の回復を図り、現在は順調に個体数が回復しています。

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ハクトウワシは、ロサンゼルスオリンピックでイーグルサムというマスコットキャラクターになったほか、野球のメジャーリーグのキャラクターになるなどアメリカのシンボルキャラクターとして愛されています。

またキリッとした力強いハクトウワシの写真はなぜか横向きが多いのですが、正面を向いた姿はいささか残念との話題もネットで挙げられているようです。

ハクトウワシのちょっと残念な正面を向いた顔が気になる方は、ネットで調べてみてください!

日本の動物園でもハクトウワシは飼育されており、日本では静岡市の日本平動物園、北海道の釧路市動物園、名古屋市の東山動物園、東京の多摩動物公園などで飼育されているハクトウワシを観察できるようです。

今回の動画は、ハクトウワシの生態や、スペック、狩りの様子などを紹介したYoutube動画です。

アメリカの国鳥、ハクトウワシの勇ましい野生の様子をぜひご覧ください。