とってもふわふわした毛につつまれ、長い耳を持った可愛らしいウサギ。
もふもふしててかわいい姿のウサギはペットとしても人気で、ネザーランドドワーフやホーランドロップ、レッキスなどの種類はペットショップでもよく見かけるウサギです。
またウサギは、「竹取物語」といった日本の昔話や古くは日本の神話で「因幡の白兎」として登場するなど、日本人にも古くからなじみのある動物でもあります。
今回はペットとしても人気のあるウサギの生態や特徴、また人間同様、年中発情していて性のシンボルとしてバニーガールの元ともなっているうさぎ、そんなウサギの母親が赤ちゃんウサギたちに授乳している様子の動画をご紹介したいと思います。
野生のウサギの生息地は、南極大陸や離島を除く世界中に生息しており、草原や半砂漠地帯、森林、雪原、岩場など多様な環境に生息しています。
オーストラリア大陸などにはもともとウサギは生息していませんでしたが、ペットとして飼われていたウサギが逃げ出し野生化が進んでいる地域もあります。
ウサギの寿命は8~10年程度と言われていますが、天敵の多い野生のうさぎの平均寿命はこれよりも短くなるようです。
野生のウサギは地面に巣穴を掘って暮らすアナウサギと穴は掘らないノウサギに分けられます。
日本の野山に生息しているニホンノウサギはノウサギの仲間となり穴は掘らない種類のうさぎです。
ちなみにペットとして飼育されているカイウサギは、アナウサギをペット用に品種改良したものとなります。
ウサギの身体的な特徴として大きな耳がありますが、聴覚は鋭くワシやタカなど天敵から身を守るため周辺の小さな音も漏れなく聞き逃さず警戒します。
また走る速度も速く、時速60~80kmものスピードで走ることができます。
草食動物であるウサギは、草や木の葉、果実、木の皮などを食べています。
ウサギの生態として、夜行性のアナウサギは昼間は巣穴の中でゆっくり休息し夕方から夜間に巣の外に出て活発に活動します。
ペットのカイウサギも野生の習性が残っているため、日中は巣の中でのんびりしていることが多いようです。
またウサギの生態として、温度や湿度の変化に弱くストレスに弱い動物であると言えます。
日本の高温多湿の夏や寒い冬などは体長を崩すウサギも多く注意が必要です。
また「寂しいと死んでしまう」と言われるようにウサギに構ってあげていないと、ペットのウサギはストレスを感じて死に至る事もあるようです。
自然環境においてキツネ、オオカミ、ワシ、タカなど天敵が多く捕食される側の動物であるウサギは、周年繁殖動物と言われる年中繁殖することが可能な動物で、多産で繁殖力が高い動物の代表格でもあります。
ウサギのメスは、30~40日間程度の妊娠期間を経て一度の出産で5~10匹程度の赤ちゃんを産みます。
生まれた赤ちゃんうさぎも生後半年ほどで妊娠可能となります。
年中発情して一度にたくさんの子どもを産むといったウサギの繁殖生態から、「バニーガール」のような性的なシンボルにもなったと言われています。
ウサギは食物連鎖において捕食される側の動物のため、警戒心は非常に強い性格をしています。
天敵を見つけた場合などは、後ろ足を地面に強く打ち付けるスタンピングという行動をして仲間に警戒を知らせますが、ペットのウサギはストレスを感じた際などもこのスタンピングをするようです。
ペットとして人気が出てきているウサギですが、ウサギのそもそもの生態や習性などを知っておくといざペットとして飼い始めた時も安心できると思います。
今回はペットとして飼育されているウサギが、たくさんの子どもたちに授乳している様子の動画をご紹介いたします。
食欲旺盛なバニーちゃんたちはお母さんのおっぱいを奪い合ってゴクゴクおっぱいを飲んでます。
なかには足をバタバタさせながらもおっぱいを離すことなく無我夢中でおっぱいを貪っている赤ちゃんもいて、乳離れするまでは母親は大変そうですね。